完全図解 美容皮膚科学辞典より引用作成
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| ■毛髪 | 2000-09-09 | |
| ■毛髪とは、体毛と頭髪の総称 | ||
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発生と成分 |
毛髪は、皮膚から発生し、皮膚の付属器官として発達しました。ケラチンというタンパク質が99%を占めます。 |
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| ■毛髪の太さ | ||
| ■多くは、成長期の長さの度合いで太さが変わる。 | ||
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硬さ別 |
日本人の毛髪の太さは、普通で0.07〜00.8o、太い人で約0.1o以上(雑誌等のページの厚みぐらい)、猫毛と言われている人で0.04oです。毛髪には、ヘアーサイクルと言って一定の成長過程がありますが、一人間で見てみると若い時ほど成長期間が長く、加齢と共に短くなっていきます。後れ毛、産毛などは、生長期間が短いため、短くて細い髪になり、髪の太さも、成長期間と比例するように思われます。構造的には、植物の根に相当する毛根部が、頭皮より深くにあるはど太く、細い髪ほど頭皮に近くなっています。美容では、見た感じ、硬毛の方がパーマがあたり難いと思われがちですが、太さより、後で述べる毛髪の形状や色が影響する事が多い。ヘアダイも同じ事がいえます。 |
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| ■毛髪の色 | ||
| ■毛髪内メラニンの含有量で決まる。 | ||
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含有量 白髪 |
毛髪の色は、黒からブロンドまでありますが、毛皮質中に含まれるメラニンの量で決まります。美容では、ブリーチなどの施術でメラニン色素を分解して、毛髪を明るくしたりしています。メラニンの毛髪内の含有量は遺伝によって決定されており、根本的に変化する事はありません。色調は、「ユーメラニン」と「フェオメラニン」のメラニン顆粒の大きさ、量、組合せによって決まります。色調が成長と共に変わるのは、髪の太さと関係があり、太さに比例して、太い毛髪は深い色調に、細い毛髪は赤茶けて見えます、白髪はメラニン産出の生理的老化と、発色過程で酵素が正常に働かない場合発生し。また、しろなまず等が発病して毛髪の部分に広がったり、円形脱毛症などでは、生えてきた毛髪に白髪が認められる事があります。医学的な根拠はありませんが、毛髪が太くてしっかりしている人が白髪になり易いようです。細い人は以外と白髪は目立たない人が多いようですが、頭頂部の毛髪量が寂しくなってくるのが、比較的早いようです。メラニン以外では、毛髪の色の深さに関係有る物に水分(モイスュア)があります。水分を良く維持する毛髪は、毛髪の表面(キューティクル)の密度が高く、艶があり色に深みがあります。このような毛髪を私達美容師は健康毛と呼び、パーマ・ヘアダイの施術には時間がかかりますが、仕上がりや保ちが良い。この髪質の反対が、乾燥毛(ポーラスヘアー)で、艶が無く損傷毛と呼び、パーマがかかりやすく、保ちが悪いのが普通です。前記の状態になっても、まだパーマを強くあて様と思っているお客様も見かけますが、焦げた食べ物に、熱を加えるのと同じです。が、毛髪は又毛根から伸びますので、それからの方がきれいなスタイルになると思います。私達美容師は少なくとも、お客様の髪を、損傷から防ぐ事に心がけていますが、魔術師ではありません。 |
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| ■毛髪の形状 | ||
| ■黄色人種は直毛 ? | ||
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人種 |
毛髪は人種によって、黄色人種は直毛、白人は波状毛、黒人は縮毛が主として多く、日本人では、以外と緩やかなウエーブのある人が多い様です。美容での、ストレートパーマが根強く続いている事でも分かると思います。毛髪の断面を調べることによって、形状の違いが分かります。直毛は真円に近く、癖毛は、楕円形から扁平まで変形しています。又毛髪内部のコルティックも硬い所と、柔らかい所に分かれ水分の吸収力が違うため、雨の日等湿気の多いときに、癖が強く出ます。毛髪は湿度によっても変わりますので、その性質を利用して湿度計に利用されています。癖毛が強いほど、見た感じ毛髪が痛んで見え、パーマも良くかかり、保ちが良すぎるのも癖毛の特徴で、毎月のカットでスタイルを維持している人も多い見たいです。ロングにしたい人は、ストレートパーマをあてるか、ポニーテールにするしか有りませんが、ポニーテールは目がつり上がるまで引っ張らない事。 |
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■毛髪の成分 |
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| ■毛髪のケラチンでシスチン含有量が多い。 | ||||||||||
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アミノ酸名 |
含有量 |
アミノ酸名 |
含有量 |
アミノ酸名 |
含有量 | |||||
| シスチン |
シスチン |
16.4 |
アルギニン |
6.2 | イソロイシン | 2.4 | ||||
| グルタミン酸 |
グルタミン酸 |
12.6 | グリシン | 5.8 | チロジン | 2.1 | ||||
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セリン |
11.6 | アスパラギン酸 | 5.4 | フェニルアラニン | 1.7 | |||||
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プロリン |
8.4 | バリン | 5.2 | ヒスチジン | 0.9 | |||||
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スレオニン |
7.4 | アラニン | 4.5 | メチオニン | 0.4 | |||||
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ロイシン |
6.5 | リジン | 2.5 | |||||||
| ■毛髪の構造 | ||
| ■私達が直接目で見ている部分を、毛幹と言い、頭皮の中の部分を毛根と言います。 | ||
| 毛髪の三層構造 毛球(毛母・毛乳頭) 角化帯 毛包内毛幹 皮脂腺 皮脂 毛包皮脂腺系 |
毛髪は、毛幹と毛根に分けられる。毛幹は中心を毛髄質、内部を毛皮質、表面を毛表皮という3層で出来ています。 |
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| ■毛髪の成長 | ||
| ■毛母細胞の分裂によって、新しい髪が作られていく。 | ||
参考書籍 「完全図解 美容皮膚科学辞典」 監修 朝田康夫(医学博士) 発行者 山科峯緒 発行所 中央書院